おはようございます。先月ですが、以下のような記事を書きました。
その結果なのか分かりませんが、Fuji XT2とかFuji X100Fとかと言うキーワードでの流入が少し増えてきたようなんです。
今回は、そんな記事を書いてからも自分の求める色が出るようにモノクロとRAWの2つで何時も写して来たんです。
最近物欲に負けて購入したLeica D-LUX Type109ですが、PanasonicのOEMと言いながらも画処理パラメータの違いから、このカメラで撮る写真が自分の求めていた色彩になったんですよ。購入記事は以下の通り。
このカメラ、何度も書きますがデジイチではなくコンデジ。しかも欲しいなと思っていたFuji X100Fよりも高額なんですよね。(中古で買っても高いのにはビックリでした)
で、撮った写真の例がこんな感じなんです。
Leica D-LUX Type109
この写真はRAWで撮られていますが、LightroomでそのままJPEGに現像しただけで、実際に一切の加工はしていない画像です。
白熱球の色合いがすごく自然で、変にギラついていないのが超好み。一般的には、なんでしょうもっと明るい感じで写ると同時に、画質自体ももっと無機質な感じになるんですよね。
それが落ち着いた色合いで、かつ包み込むような感じで色合いに角が無いというか、拒絶しないと言うか、まろやかな感じが良いんですよ。
人によってはソリッド感がないことが嫌いな方もおられるかもしれませんが、逆になんだろうかフィルムで撮った時の写真のような感じが凄くよく思えるんです。
もう一枚がこちら。
Leica D-LUX Type109
正面の看板の蛍光灯と白熱球の違いがよくわかりますよね。蛍光灯はソリッド感があり冷たい感じで、白熱球はまろやかで暖かみが有ります。
たった1枚の写真ですが、この構図の中でソリッド感とマイルド感が混在して映し出されるなんて・・・なんと素晴らしいことでしょうか。
もう一つが、横断歩道の雨による濡れ具合。周囲の明かりが反射して水そのものの存在感がはっきりと出されているんです。
今までそんな目線で見たことも無かったし、そもそも雨降りに写真を撮ることも殆ど無かったので、今回は凄い発見と驚きの連続でした。
今まで使っていたEOS M3にオールドレンズの組み合わせでもこんな感じには写りませんでした。そもそも白熱球の暖かさがこんな感じでは伝わって来ないし、色彩ももう少し黄色がかった色で、オレンジではありませんでした。
今まで10年以上写真を撮ってきました。アマチュアですが、それでもかなりの枚数を撮り重ね今に至っています。しかも全てがデジイチでです。
しかし、今回購入したカメラで初めて自分が追い求めていた色彩に出会った感じがします。イメージ通りと言うか、見た感じそのままが映し出されると言う感じの色彩。
小さくコンパクトであることはもちろんのこと、それ以上に色彩と画質のお気に入りで今はこれに夢中です。何か理想の人に出会い、付き合えることになったような喜びがありますね。
これ使い込んでいくと、Leica Mってどんなんだろう?って言う好奇心が日に日に強まっていきます。これってまずい状況ですよね。流石に中古でもLeica Mはおいそれと買えるようなしろものではないですから。
いつかはLeica Mを夢見て、今のを大事に使い込んでいこう。
今日も読みに来ていただきありがとうございます。これに懲りず、また来てくださいね。