おはようございます。世間を騒がせた日産の不正検査問題について、リコール対応の連絡も無かったので、自分の車の取扱がどうなるのかディーラーに尋ねてみた。本日2,018年1月7日に、車検の為に車を持っていって実際の対応を説明していただきました。
連絡が来なかった理由と、対応内容が明確になった。でも対応に一部不満が!
そもそも、問題は何だったのでしょうか?
完成検査は、日本では、車が安全に作られているかどうかを監督する国土交通省に代わって、自動車メ-カーが実施する重要な工程となっています。このため、メーカー側は、一定の知識や技能を身につけ、社内で資格を取得した人のみが検査にあたるという規定を設け、国に届け出ていました。
この完成検査員が問題のポイント
ここで明らかになったのは、はんこをめぐる問題です。工場には、適正に検査が行われたことを記録するため、検査員がはんこを押す書類があります。日産の完成検査の現場では、実際には資格のない補助検査員も検査に加わっていたにもかかわらず、書類はすべて完成検査員のはんこが押されていました。
これで問題が大きくなり、出荷停止とリコールに繋がったんですね。しかし、俺の車は対象なのか?そう思いながら、リコールの依頼も来ないので対象じゃないんだなって簡単に考えていた。
ところが、急転したのが車検の依頼の時だった。
俺の車は来年の1月が車検なんだ。ちょっと修理の依頼も有ったので、長めに車を預けて対応してもらおうと電話した時に発覚!
俺 車検の予約したいんだけど。良いかなぁ〜
店員 何時でも良いですよ。何時の予定を入れますか。
俺 ところでさ、俺の車って例のリコール対象なんじゃないの?
店員 今回が1回目の車検ですよね。
俺 そうそう、初めてだよ。
店員 ・・・ それではリコールの対象になりますね。
俺 ・・・えええ、連絡なかったじゃない。
店員 車検の時にお話しようかと・・・
俺 それっておかしくない!(怒
俺 リコールだから車検ってタダになるの?
店員 はい、法定料以外の点検料は全て無料になります。お支払は、法定費用のみですね。
俺 やった〜!
そんな会話が続きました。
つまりこういうことです。車検にかかる費用の内訳は大きく分けて以下の内容になります。
- 24ヶ月検査点検整備
- 検査代
- 代行手数料
- 重量税
- 自賠責保険料
- 印紙代
この中で、1〜3が車検基本料、4〜6が法定費用となります。今回リコール対象となっているのが、検査点検整備と検査代の部分のようで、1〜2の部分が無料になるようです。この部分が無いだけで、半分くらいは無料になるのかな。
2018年1月7日追記分 ここからーーーーー
実際の書類内容を確認すると以下の通りでした。
基本的なパーツ交換の部品代と手数料は自分持ち(まあ当たり前か)。じゃあ実際に無料対象になった分は、予定通り以下の2項目。
- 法定2年点検
- 保安確認検査料
まあ合計で約32000円程度かな。
それと、俺の載っている車はGPIが最初から含まれているんで、この分が削減になっていた。GPIって聞きなれない名前だよね。
GPIって日産のグッドプライス保証ってやつみたいで、保証の延長だね。強制ではないらしいが、入っていたほうが万が一の時に良いらしい。入らない人が多いみたい。
でも俺のは、新車購入時に5年まで保証になっているので今回は関係なしってことで見積もりから削除。
結局、ボディコートとか余分なこと付けたんで安くなんなかったが、無料にしていただいた分でドラレコを追加した。新春初売りで工賃込みの価格が丁度無料にしてもらった分と相殺する値だったんだ。
結局はGPI分安くなった程度で終わった。
俺のはここまでだったけど、娘のCubeはエンジンコンピューターの交換迄有るみたい。1つほころびが出ると、次々出ちゃうね。
まあ、ディーラーには関係ないけど一生懸命に親身に対応はしてくれた。とりあえず、信用回復が第一ってことだね。
ここまでーーーー
しかし、今回の件で良かったことは検査代が無料になることですが、悪かった点としては、こっちが聞くまで黙っていたこと。
この黙っていることが、元々の不正を発生させた真の原因だったのですから、カスタマーに対して早め早めの説明が不審を招かない対応だったと思う。
それを黙っていたので、またメーカー不審を煽るようなことになったのではないかな。そう思わず店員さんに言ってしまいました。(事実だからね)
という事で、車検代が半分近くなるってことで、浮いたお金で旨いものでも食いに行こう!
みなさんも、アレって思ったりしたら、何でも直ぐに聞いてみるといいですよ。ダメモトですが、何か対応してくれればラッキーになりますので。
おしまい。